現在National Theatreで上演中のお芝居「Ballyturk」を見に行ってきました。
演劇は全く詳しくないので前々から行こうと狙っていたわけではなく、たまたま面白そうなお芝居は無いかなーとブラウズしていて見つけたのです。
キリアン・マーフィーが生で見れるチャンス、しかも原作・ダイレクターは、Disco Pigs・Mistermanでもキリアンとタッグを組んだEnda Walshとあれば見逃すわけにはいきません。
お話としては大変難解、あらすじはあって無いような・・・
私の英語力の問題かと思ったら、Time Outのレビューにも「90分の芝居のうち、89分は何をやっているのかさっっっっぱり理解できなかった」と書いていたので、そういうものなのでしょう。笑
お話としては大変難解、あらすじはあって無いような・・・
私の英語力の問題かと思ったら、Time Outのレビューにも「90分の芝居のうち、
~無理やり、あらすじ(多少の解釈違いなどご容赦ください)~
不思議な配置で積み重ねられたワードローブと、何かを隠しているかのような大きなカーテンが目に付く小さな部屋に住む男2人(最後まで観客に名前は知らされない)。
お気に入りの80sのレコードをセットし(最初はABCだったかな?)いつもの朝が始まるが、男1(キリアン)が部屋を飛び回る虫を発見し、慌てて捕まえる。
自分たち以外の生きている物に対する恐怖からなのか、ひどく動揺して鳩時計の中へ閉じ込めてしまう。
隣の部屋の音を盗み聞きしたり動物の話をするなど、外の世界が気になる男1に対し、それを否定する男2(Mikel Murfi。アイルランドの俳優でWalsh作品の常連だそう。)。
男1が隠した虫を見つけだし、「これは埃だ!」と言って踏んづけてしまう。
そんな2人の日常は、Ballyturkという架空の町の人物になりきって妄想をめぐらせることだ。
カーテンが開くとそこには男1が描いた人物たちの肖像画がビッシリと貼られており、ダーツで当たった人物をそれぞれが演じる。
ひたすらそのBallyturkの世界に閉じこもる2人の日常を壊すように、突如もう1人の男(スティーブン・レイ。キリアンと何度も共演していますね。)がユルっと現れる。
ガラッと部屋の空気を変えてしまったその男は「外に出れば世界が広がっている。俺と一緒に外に出よう、ただし12分後には死んでしまう。どうするか考えなさい。」と提案をする。
外に出たい気持ちと恐怖と葛藤する男1と、それを必死に考えさせないようにする男2。
しかし命に代えてでもと外に出る決心をした男1は、日常をめちゃめちゃに破壊していく。
男2が続けようとする最後の「Ballyturkごっこ」を終え、ゆっくりと外の世界へ歩いていった。
一人になった男2は呆然と立ち尽くすが、突然壁から叩く音が聞こえる。すると、6歳くらいの小さい女の子が部屋へ入ってきて、おわり。
本当にざっくりだけれどやっぱり抽象的すぎて分からない部分も多々。あれ、キリアンがひたすら壁に頭をぶつけて流血してたのは何でだっけ?とか。
(流血といえばキリアン、キリアンといえば流血ですがここでも血を!と興奮したのは私だけではないはず。)
良くも悪くもあの90分間で見せられたものは一体なんだったんだ・・・というこの感覚は作者の狙い通りなのかも?しれませんね。
本筋とは関係ないところでは、劇中にかかるレコードがすべて80sのシンセポップやNew Waveだったのが俺得。
Blancmange(キリアンのキレッキレダンスが見れた)やYazoo、Ultravoxがかかってました。
キリアンウォッチングの視点で言うと、スティーブン・レイさんとの絡みも興奮。
On The Edgeのカウンセラー、プルートで朝食をのマジシャンなど、キリアンのキャリアをなぞってるおじさんズの一人。
あと、映画では囁く低音ボイスが魅力的なキリアンですが、このお芝居では本当にキリアン?ってくらい喚いていて(レビューではYelpingって書かれてた)、
特にコーナーショップのおばあちゃん(?)のパートをやったときは本当におばあちゃんだった。こんな声も出るのね・・・と驚き。
共演のMikel Murfiさんの高く安定した演技力のインパクトにも圧倒され、演劇人たるものという気迫を感じたのは言うまでもありません。
不思議な配置で積み重ねられたワードローブと、
お気に入りの80sのレコードをセットし(
自分たち以外の生きている物に対する恐怖からなのか、
隣の部屋の音を盗み聞きしたり動物の話をするなど、
男1が隠した虫を見つけだし、「これは埃だ!」
そんな2人の日常は、
カーテンが開くとそこには男1が描いた人物たちの肖像画がビッシ
ひたすらそのBallyturkの世界に閉じこもる2人の日常を
ガラッと部屋の空気を変えてしまったその男は「
外に出たい気持ちと恐怖と葛藤する男1と、
しかし命に代えてでもと外に出る決心をした男1は、
男2が続けようとする最後の「Ballyturkごっこ」
一人になった男2は呆然と立ち尽くすが、
本当にざっくりだけれどやっぱり抽象的すぎて分からない部分も多
(流血といえばキリアン、キリアンといえば流血ですがここでも血を!
良くも悪くもあの90分間で見せられたものは一体なんだったんだ
本筋とは関係ないところでは、
Blancmange(キリアンのキレッキレダンスが見れた)
キリアンウォッチングの視点で言うと、スティーブン・
On The Edgeのカウンセラー、プルートで朝食をのマジシャンなど、
あと、映画では囁く低音ボイスが魅力的なキリアンですが、
特にコーナーショップのおばあちゃん(?)
共演のMikel Murfiさんの高く安定した演技力のインパクトにも圧倒され、
フィルムでも人気のキリアンが出ている話題のお芝居だから、きっとNT Liveとして映画館で見れるのでは?と期待していた人もいたかもしれませんが、
インタビュー記事によるとキリアンがNO!を出したそうです。
「生の舞台にカメラが入るなど、空気が伝わらないし全く意味が無い」というニュアンスでした。職人気質なんですねー。
そうした生の張り詰めた空気と緊張感、またこの変な空気を共有する一体感を大切にするお芝居・・・演劇を通して感覚を刺激するパフォーマンスアートだったのかなと思います。
また同じインタビューでは、BBCのドラマシリーズPeaky Blindersにも触れ、
大きな映画の仕事ではなくテレビや舞台の仕事もやることについて、「子供のころから憧れていたのはいつもTVドラマの世界だった。舞台については、信頼できる人たちとの仕事ほど楽しいものはない。エージェントが俺の仕事を決めるんじゃない。俺がこれをやる、ってエージェントに言うんだ。」と語っていて、本当にお芝居が好きなんだというのが伝わってきました。
アイルランドの俳優さんに共通する素朴さ(作品も役も、大小なんでも面白けりゃやるよね~という感じ、かつ地元LOVE)がありますね。
最近ちょっと作品をフォローするのが停滞していましたが(05~07くらいがピークだった・・・)、これからも追いかけ続けようと思います。
インタビュー記事によるとキリアンがNO!を出したそうです。
「生の舞台にカメラが入るなど、
そうした生の張り詰めた空気と緊張感、
また同じインタビューでは、BBCのドラマシリーズPeaky Blindersにも触れ、
大きな映画の仕事ではなくテレビや舞台の仕事もやることについて
アイルランドの俳優さんに共通する素朴さ(作品も役も、
最近ちょっと作品をフォローするのが停滞していましたが(05~