おかげさまで何かと忙しい8月でした。グレアムのソロライブに行ったり、東京とカナダからお友達が遊びに来ていたり、映画三昧の連休を過ごしたり・・・
その中からちょこちょこ記録を、ということで最近見た映画「God Help The Girl(ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール)」について。
大好きなBelle & Sebastianのスチュアート・マードックの初監督ミュージカル作品。
なんと10年にわたるプロジェクトだったとのことで、2009年に出た同タイトルのアルバムのアルバムの曲がそのまま映画に登場します。当時アルバムを買ったけれど、ミュージカル作品の足がかりだとは、恥ずかしながら知らなんだ・・・・でした。
8月16日にエディンバラで開催されたイギリス・プレミアでは、映画の後にキャストとBelle & Sebastianのメンバーがライブをする!ということで、
前回の記事でメンションした通り、イギリス国内の映画館でサテライト上映がありました。
↓この前も貼ったけど、ティーザートレーラー
心の支えは大好きな音楽。病院を抜け出して、電車・バスを乗り継いで街までライブを見に行くけれど、体力がもたずに倒れてしまいます。そこで助けて家まで連れて帰るのがミュージシャンのJames(Olly Alexander)。この出会いがEveの生活を変えます。
作曲をして一緒に歌ったり、Jamesが音楽を教えている金持ちの女の子Cassie(Hannah Murray)との交流で、バンドをやりたい!という思いが強くなります。
その中でまた失恋(というより私には売れっ子バンドのボーカルの男を利用してたようにしか見えなかったけれど)や、友達との決別を乗り越えて成長していくというお話。
時代設定をあやふやにさせるような景色や登場人物たちが着ている古着が、さらにビジュアルに楽しさを与えてくれています。
実はこのスクリーニングの数日後、Hackney Picture HouseにてQ&AとスチュアートがDJプレイをするアフターパーティというキックスタートイベントがあったので、そちらにも行ってきました。
印象に残っている話としては、私も疑問だった「なぜメインキャストにスコットランドの子がいないの?」というところ。
キャストを探している中で、スコティッシュが見つからず、自然な設定にするために途中で脚本を書き換えたそうです。
Ollyは「スコティッシュアクセントを結構頑張って練習したんだけど、ダメだったんだー。」と言って笑いを誘っていました。(お客さんに「何か言って~!」と言われてたけどやってくれなかったな。)
そこで、劇中の「5、6ヶ月のときにイングランドに引っ越して、また戻ってきたから俺はスコティッシュだ!」「そんなの飲み屋で言ったらぶっ飛ばされるわよ」というセリフに繋がるわけですね。
逆にこれがまたそれぞれの抱える悩みとシンクロして、いい効果を生み出していたように私は感じます。
さて、Twitterでも日本で公開されるのか気になる声が上がっていたので、スチュワートご本人を捕まえて聞いてみました!
CDの発売などの関係で、日本公開は来年の1月か2月になるとのこと。
この情報を知っているのは君が最初だけれど、友達に言ってもいいよ~ とご本人から許可をいただいたので、言っちゃってます。笑
(追記@2015年1月19日)
ようやく日本での公開が正式に決定したようで、2015年8月になるとのこと。
当初の予定から延びてしまったのね・・・残念ですが気長に。
私も最近ずっとオリジナルのアルバムとサントラを聴いています。しばらくグラスゴーに思いを馳せるとしましょう・・・
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