最近バタバタとライブに行く日々を送っている私ですが、ここ1週間で印象に残ったライブを2件、記憶がフレッシュなうちにレビュー。
まずは2月17日にHomertonの200人キャパのChats Palaceというコミュニティスペースで行われた、Django Djangoのカムバックギグ!
数日前に突如発表され、そのメールに直ぐに気づいた暇な人たちが運よくチケットをゲットできた(5分ほどで完売)という超プレミアライブとなりました。
数日前に突如発表され、
セットリストは下記の通り。思った以上に新曲は少なめ。
さて、最後に彼らのライブを見た2013年のプリマヴェーラから約2年、5月に発売予定のニューアルバムより先行シングル”First Light”が1月に発表され、ザラザラした砂漠の空気がスキっと晴れたようなサウンドに仕上がっているのがうかがえました。
実際ライブでは全体的にタイトにキュッと無駄が削ぎ落とされつつも、さらに踊れるエレクトロサウンドが加わったと言えます。(これが決して陳腐に仕上がっていないのが、よっ、さすがジャンゴジャンゴ!)
いうなれば、「荒野の中の宇宙」だったのが「宇宙の中の荒野」にワープした感じ。分かります?分かりませんよねー。
もう観に行ってください、今年の夏に絶対見逃してはいけないバンドNo.1(現時点)です。Reading & Leeds、Field Day、End of The Roadフェスなどへの出演が現在発表されていますが、私の予想ではフジロックに来てくれるんではないかな・・・?実現すれば3年ぶり・2度目のフジ出演となります。期待!!
さて、続いてはマリ出身の健康的なブルース・バンドSonghoy Blues(ソンゴイ・ブルース)。
さて、続いてはマリ出身の健康的なブルース・
私が彼らを初めて見たのは、昨年11月のデーモン・アルバーンのRAH公演でのサポート・アクト。
それまでにも、デーモン主宰のAfrica Expressや、昨年のVISIONS FESTIVAL、ジュリアン・カサブランカスのサポートアクトなどに出演し徐々に人気を得ていた彼らが、ついに先日UKでのデビュー・アルバムをTransgressiveより発表しました。
タイトルの「Music In Exile(亡命の音楽)」にも思いが込められており、大好きな音楽がここにある喜びと故郷の現状に思いを馳せているというものです。
先日のOsloでのライブはSold Outで見ることが出来ず、ついにXfmラジオの収録ライブをBarflyで見てきました。
彼ら独自の言葉で歌われる楽曲たちはどれも力強く、言語の壁を超えて伝わる思いがあります。
MCでも「マリに捧げます」「これはマリの砂漠を表した曲です」と解説。さらに、「ロンドンは第2の故郷、もうホームです、ここに居られて本当に嬉しい!」と喜びを語っていました。
その喜び爆発のテンション最大値のライブは、誰でも心の底から一緒に踊りたいと思えるお祭り騒ぎ感。
音楽って、カッコつけたり自分たちを特別扱いするためのものじゃ無かったよね、みんなのものだよね、という清清しい気持ちにもさせてくれます。
彼らもチャンスがあったら絶対に生で見て欲しいバンドなのです。あ、そしたらこっちがNo.1!(早くも首位交代)
彼らもチャンスがあったら絶対に生で見て欲しいバンドなのです。
Xfmの放送はいつになるか未定のようですが、音源がアップされたらまたブログにて報告します。
さて、控えているのは今イチオシフォークSSWのMarika Hackmanちゃん、去年から注目のSundara Karma、あとこちらも人気上昇中のGengahrを見に行く予定です。帰国まで、全力で音楽を浴びて帰る所存!