10 Jun 2014

Field Day 2014

7日の土曜は、我らがイーストロンドンのVictoria Parkで開催されたField Dayというフェスに行ってきました。
朝起きたときは大雨でどうしようかと思いましたが、2時ごろにはすっかり快晴に。
こっちの気候はどんなに日が照っても、風がからっと涼しくて爽やかなのがいいですね。
日本の夏を思い出すともう帰りたくなくなる・・・




 ラインナップは若手のバンド中心+Erol AlkanやSimian Mobile Disco等のクラブ系のベテランも多く出演していました。


先日のGreat Escapeで見逃したCourtney Barnettは今回やっと見れましたよー。
もっとまったりしたスタイルのライブなのかと思いきや、サウンドもなかなかロックではないかと驚き。
こちらのフェスならではの雰囲気で仕方ないのだけれど、ちゃんとライブを聴いている人がいなくて少し残念でした・・・ので、今度単独ライブがあったら改めて落ち着いて見たいですね。
 イギリスでも大人気のWarpaintも初見でしたが、噂通りめちゃんこクールな音楽オタクおねーちゃん達でした。
そして一番の楽しみだったMetronomyはこの日のヘッドライナー!
彼らのキャリアでは初の、大型野外フェスでのヘッドラインとなりました。

こまごましたライブを入れると今年既に彼らを見るのは4回目になりますが、いつだって楽しみ。
ますますタイトに無駄を省いたサウンドと、包み込むような優しさ・・・そう、Metronomyはキモ優しいという新しいジャンルでdescribeできませんかね(?)
とにかくお客さんみんな大合唱&踊りまくりで、ロンドンでのMetronomy愛をびしびし感じました。
こんなに見てるのにまだ見たいよMetronomy。可能性があるとしたらReading Festival?
行っちゃう?行っちゃうのか!?

そして野外フェスのお楽しみと言えば、フードのストールも然り。
おなじみ大好きブランチプレイスのThe Breakfast Clubもお店を出していたので、変な時間にモリモリ食べてしまいました。


この季節はフェスが目白押しで、生きてる実感がありますねー・・・笑
とりあえず、予定している直近の野外フェスは、7月5日の British Summer Time。
The Libertinesの再結成ライブです。実はそんなにそんなにリバに心酔していたほどのファンではないのですが、この世代の方ならお分かりの通り、見ておかねばという謎の義務感です。
日本からお友達も見に来るので、いろんな意味で楽しみなのであります。

と、こう日記を書いてるうちも実はクシャミが止まらず。去年散々苦しめられた花粉症がまた襲ってきています。
鼻づまりであまり寝られないし、頭はボーっと働きが鈍いし・・・ タイミング見て今年こそ病院に行かねば。

4 Jun 2014

Frank

見た映画のことなども忘れないように書いておこう。本来の日記の役割ね・・・
さて、もうやはり既に1ヶ月近く経過しておりますが、Frank(フランク)を見に行ったお話。
日本ではきっとDVDスルーだろうな、と思っていたら10月の公開が決定したようですね。

決して張り子の仮面を取ろうとしない奇才ミュージシャン・フランク役にマイケル・ファスベンダー、
ミュージシャンを目指すも全く音楽の才能が無いちょっと冴えないジョン役にドーナル・グリーソン。
(そう、ハリーポッターのロンのビルお兄さん役のひと。この作品で気になる役者さんにランクインしました。)

あらすじ・・・(ネタバレあり?ラストはもちろん書きません。)
ミュージシャンを目指し作曲に勤しむ、ごく普通の冴えない男・ジョンの地元に、あるバンドがライブツアーでやってきた。そのバンドのキーボーディストが自殺未遂を図る現場にたまたま居合わせたジョン。救急車で運ばれるキーボーディストを背に、「ぼくキーボード弾けます。」
バンドのマネージャーは時間とべニューだけをジョンに告げ、現場を後に。

べニューに到着したジョンは衝撃の光景を目にする。
前衛的なサウンドを奏でるSoronprfbsと、フロントマンのフランク。
張り子の頭でっかちなマスクをかぶった謎の男の放つオーラとカリスマ性は異常だった。
リハーサルゼロで本番を迎えたジョンは何とかバンドに合わせて演奏するも、機材トラブルによりテルミン奏者のクラーラがブチ切れ、ライブは中止に。

一夜の不思議な体験に酔いしれながらも日常生活に戻ったジョンだったが、そんな彼にマネージャーから「演奏しないか」とまた誘いが。
また一晩だけなら・・・と車に乗り込んだジョンが連れて行かれたのはアイルランドの田舎の小さな家。「さあ今から半年ここに引きこもってレコーディングだ」「聞いてない!仕事どうすんの!」こうしてジョンとバンドの不思議な共同生活が始まる。

バンドメンバー、特にフランクのインスピレーションは実にアーティスティックで、自然のあらゆる音が楽器になるようだ。(キレッキレのフランクが、なぜかめっちゃイケメン。顔見えないけどイケメン。)
ミュージシャンにどうしてもなりたいジョンは、自作の曲を披露するもボロカスの言われよう。

そんな才能に満ちたバンドの様子を、ジョンは終始YoutubeやTwitterなどのSNSにポストしていたのだ。それを知ったメンバーやマネージャーに不穏な事件(ここではネタバレなので伏せておきます)が起こるも、ネット上では破天荒なフランクが人気を博し、SXSWへの出演が決まる。
さて、バンドはテキサスへ向けて出発・・・・するのだが・・・・
という流れ。

散りばめられた笑いの要素と、フランクのチャーミングさ・奇天烈ぶりにニヤリ。
しかし初めから感じるどこか掴みどころのない寂しさが、最終的には落ち着くところに落ち着きます。
SNSで有名になり、いざ表に出たときの不甲斐なさ、ワナビーの行く末。
現代のネット社会の虚無感と、心に傷を抱える者がそれと面と向かう時。
単なるコメディではなく、様々な要素が淡々と描かれているように私は感じました。




 
この映画の最も興味深い部分は、実在の人物フランク・サイドボトムという、80年代にイギリスで人気を博したコメディアンがモデルになっているということ。

これはThe Smithsの替え歌か?私には何が面白いのかレベルが高くて理解できませんが、コミカルな動きと鼻声がチャーミング。でも映像を見ているうちに中毒性が高くなる不思議な存在。
この映画の原作者が、実際にフランク・サイドボトムのバンドのキーボード奏者であったといいます。彼の著書やインタビューで、フランク・サイドボトムの素顔などが語られています。
ここで書くともう~やたら長くなるので、興味がある人はぜひガーディアンの記事を読んでみてくださいね。
あいにく彼は2010年にすでに他界してしまっています。
ごく最近のことなので、いろんな記事を見ていると、「彼が亡くなって改めて、存在の大きさを感じたよ・・・」というコメントが多く見られました。
下の映像は、彼が亡くなるほんの直前まで活動していた「マジカル・ティンパリー・ツアー」という、彼の地元(マンチェスターのちょっと南にある町)を面白おかしく紹介するガイドツアーを収めた映像。彼が愛されていた様子が分かります。
そんなイギリスで愛されているフランクのお話を、アイルランドの製作チーム・役者さんで作っちゃったものだから、あまりイギリスではウケなかった模様ですが、私はどっぷりハマりました。
(その辺には全く思い入れのない外国人ですから・・・笑)
日本の皆さん(特に音楽好きのひと)は10月ぜひ要チェックです。

2 Jun 2014

The Great Escape Festival 2014

またも約1ヶ月前の出来事になっちゃいますが、5月9+10日の週末は、ブライトンにて開催された、The Great Escapeというフェスに行ってきました。
音楽ファンの間では「面白いから一度は行くべき!」と評判のフェスで、去年はチケットが売切れてしまって行けなかったので、今年はリベンジでした。
(今年も最終的にはソールドアウトしてましたね。大人気。)

木曜~土曜までの3日間通して昼から深夜までブライトン中の十数か所のパブやべニューでひっきりなしにライブが行われており、リストバンド一つで出入り自由というもの。
(追加でチケットを買わないと入れないライブもありますが・・・)
この週末は町中リストバンドをつけた人で溢れ、お祭りムードです。

出演するバンドは基本的にみんな新人バンド。
(木曜に出たLittle Dragonは新人じゃないけど・・・見に行けなくて悔しさ最大値だけど・・・)
最近人気が出てきているな、というバンドは大体このフェスでチェックできるのが最大の魅力だと思います。
今年は、Courtney Barnett、All We Are、Telegram、Circa Waves、East India Youth、Fat White Family、Jungle、Marika Hackman、MOなど最近よく名前を聞くわ~というバンドはおさえられている感じ。
ただ、べニューからべニューの移動が意外と大変だったりして、見たいバンドの大半は犠牲に・・・笑
逆に思いがけない良い出会いがあったりもするのが楽しいところ!
みちるちゃんの直感が的中し、ノーマークで行ってイイなと思って聞き入ってしまったのは、Sundara KarmaというReading出身のまだ若いバンド。
若いのに演奏もしっかりしていて、メロディを聴かせたい、流行にとらわれずにこういう表現をしたいというのが伝わってくる、マジメなバンドでした。今後の活躍に期待!

あと、事前に聞いていたSpotifyのプレイリストで私の心を掴んだTristesse Contemporaineというフランスのバンド。
まんまNew Wave~Synthpopを体現したサウンドで(イギリスではちょっとウケないかもしれないけれど)またライブで見たいと思いました。
新人だけでなく、ラストミニットのアナウンスでKlaxonsやKaiser Chiefsも出演したようです。
Kaisersは小さい会場で見たかったけど(まだ痩せてイケメンになったRicky見てないし)、情報が追いついておりませんでした。

来年も、ビザ切れるまでの間に開催されるなら絶対行きたいと思える満足感!
ブライトンの街もますます好きになりました。
さて来週の土曜は我らがロンドンで行われる最大規模の野外フェス、Field Dayに行ってきます。
去年はPrimaveraと日程がもろかぶりで、こちらも初めて。楽しみだ!