28 Jan 2015

Independent Cinemas in East London

冬はお出かけするのも億劫なので、映画ばかり見ています。今年に入って既に30本見ている・・・ひぃ・・・
私の住んでいるイーストロンドンには、値段も手ごろで居心地の良いインディペンデント系映画館がいくつかあるのでまとめてみました。
ポップコーンの味レーティングあり。(わたし調べ)


Dalstonにある1909年創業の老舗シネマ。土曜の深夜のレイトショーはホラーやカルト映画を中心に、
日曜の昼のダブルビルではドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパ諸国の映画を上映している、少々マニア向けの映画館です。
もちろんデイリーで新作も上映しています。が、客層はやはりちょっとマニア臭がしています。笑
ポップコーン ★☆☆☆☆

Shoreditch High Street駅からすぐの映画館。ライブバーとインド料理のカフェが併設されています。
子供向けの映画も上映されるので、週末はファミリーでもにぎわっています。
NT Liveも頻繁に上映されているので、演劇好きの人は要チェック。
ポップコーン★★★☆☆

ここもShoreditch High Streetの駅から歩いてすぐ。
あ、私ここ行ったこと無いんですけどね。ソファでまったりくつろぎながら、お酒も席までサーブしてくれるような小さいシネマです。
(ほら、もう聞くだけでお一人様お断りオーラがひしひしと。)
映画のチョイスもインディ・ドラマ系が多く、オシャレなヒップスターたちがデートに使えばいいんじゃないかしら?(本当は行ってみたい)
ポップコーン データなし

この辺りでは一番活き活きしている映画館ではないでしょうか。
Q&Aやショートフィルム、エクスペリメンタル・フィルムの上映もよく行われているので、スケジュールのチェックはマメに行うべし。
去年、God Help The Girlのキックスタートイベントで、ベルセバのスチュアートとYears & YearsのOllyくんが来て、Q&AとDJセットを行ったのもここでした。
そして我らがデーモン・アルバーン氏が、Brokenのイベントでテーマ曲Coloursを演奏したのもここでした・・・(見れなかった悲しみを未だ引きずっている・・・)
あと、シートがふかふかでリクライニングできます、快適。
ポップコーン★★★★☆

Whitechapel、Stepney Green駅から徒歩。ここがすごいのは、月・水はどの映画も4.5ポンドという破格の安さ。
冴えないショボかったWebサイトが、最近オシャレに変身しました。(ちょっと寂しい)
映画のチョイスも、インディ系からブロックバスター系、ファミリー向けまでいろいろ。
ここにもStudio 5という、ソファーでゆったり贅沢できるスクリーンがあります。
ポップコーン★★★★★ こんなの食べたことない!というくらいサクッフワッで激ウマ。

余談ですが、Brick Laneから1本入った場所に、小さなレンタルDVDショップClose-Upがあります。
1本単位でも借りられますが、月10ポンドで借り放題のメンバーシップに入会するのが断然お得
UK、US、フレンチはもちろん、ヨーロッパ全域、南米、アジアの作品も広く扱っています。
ドキュメンタリーやエクスペリメンタルも充実しているかわりに、いわゆるハリウッド大作はほとんど置いてないという(笑)
最近移転してグランドフロアにカフェが併設されました。平日の夕方に行くと、地元の暇そうな人たち(失礼)が熱く議論を交わしているところに出くわします。(この前は言語のバリエーションについて語ってたな)
以上、誰の役にも立たないまとめでした。(帰国までに自分の生活圏内の記録をつけておきたいだけ)

24 Jan 2015

The Breakfast Collection

朝ごはんコレクション。朝ごはんをしっかり食べるって気持ちいいんです。
日本に居るときは忙しくて全然意識してなかったけれど、朝ごはんにお金と時間をかけると、気持ちに余裕が出るのです。
朝ごはん大好き、ただただその思いをつづりたかったポスト。

まずはイングリッシュ・フルブレックファスト。これはマンチェスターで食べたもの。
これはブライトン。グレートエスケープフェスティバルの時に海の近くのカフェで優雅に食べた思い出。
近所のカフェ「Cafe 338」のブレックファスト。お手ごろなのにオムレツもパンケーキも優しい味がして美味しい~
盛り付けなどにも、作る人の愛を感じることができます。安いのにクオリティが高く、週末はいつも行列。
毎度おなじみThe Breakfast Clubのバナナ&ベーコンのフレンチトースト、メープルシロップがけ。
言うまでも無く美味。ベーコンの塩気で甘さが中和され、このボリュームでもぱくぱくいけちゃう。
と、一番のお気に入りPosh Sausage Sandwich。ソーセージの味が濃くって、また火の通り方が絶妙。
そしてこちら2つはスコティッシュ・フルブレックファスト。
ブラックプディングと、下の写真の平たいパン(ポテトの味がした)はスコティッシュならでは。
こちらはイギリス外だけど、ダブリンで食べたアイリッシュ・フルブレックファスト。あ、ベイクドビーンズが無い。
あと茶色い丸いのは、ホワイトプディングだそうです。これがブラックほどクセが無く、わたしは断然ホワイト派です。
家ではもっぱらポリッジを作って食べます。寒い冬の朝に、ふーふーしながら食べるポリッジは本当に美味しいのです・・・。
今一番気になっているのは、最近近所にオープンした「Cereal Killer Cafe」というシリアル専門のカフェ。
何百種類のシリアルを世界中から取り寄せて、トッピングやミルクにもこだわって提供しているそう。
何かと話題で今は行列ができてしまっているので、今度早起きして行ってみようと思います。

Peaky Blinders

これも書こう書こうと思って温めてしまっていたネタのひとつ。
2013年にシリーズ1、2014年にS2がBBC2で放送されたテレビドラマ、Peaky Blinders(ピーキー・ブラインダーズ)について。
 昨年の夏に日本から遊びに来た友人から「今度シリーズ2が放送になるから、それまでに1を見て!」とゴリ押しされまして。
大好きなキリアン・マーフィーが主演とは言え、ダークなギャングものということでちょっと敬遠していたのですが、一度見始めるとこれがハマるハマる。

舞台は1920年代のバーミンガム。第一次世界大戦でフランスへ遠征していた男たちが、身も心も負傷して街へ戻ってきたころ。
バーミンガムのSmall Heathという地域を仕切っているのは、ギャング一家であるPeaky Blinders。
(この名前の由来は、闘争の際に相手を傷つけることが出来るようピーキー帽の中に剃刀を仕込んであることから名づけられたということ。)
競馬のブックメーカーや盗品の売買などで利益を生み出し、金の力でものを言わせている文字通りの犯罪組織。
S1E1では、ボスであるトミー・シェルビー(キリアン)の手下の間違いで意図せず密輸の途中だった武器を盗んでしまいます。
それをIRAの仕業であると見込んだ警察は、敏腕刑事キャンベルを北アイルランドから派遣。この事件を解決し、はびこるバーミンガムの犯罪を一掃することを目指します。
この刑事が女スパイ・グレースをパブに送り込み、トミーに近づき情報を得ようとしますが・・・2人は惹かれあってしまうわけですねー。(あぁ切ない・・・)
またトミーが戦争のせいで抱えているPTSDとの葛藤や台頭するコミュニストたちとの関わりなど、時代背景が物語に深みをつけています。
ただただ「強いぜ俺たち!」というギャングではなく、家族間の問題や弱さを見せることで、
ギャングとて必死に生きている人間であり、なぜ彼らが犯罪(またはそれのスレスレのこと)をしてまで生きていかねばならぬのかが描かれています。
テーマ曲はNick Cave & The Bad Seedsの「Red Right Hand」であり、S1・2を通してジャックホワイト、PJハーヴェイ、アークティックモンキーズなどの楽曲がガンガン流れて、音楽ファンとしても大満足のBGM。
さらに、20年代の埃っぽさや暗さを見せる演出、ビシッと決まったスーツやドレスなどの衣装などが見れられる美しい映像も見所の一つです。
その多面的な描き方に賛否はあれど(犯罪は所詮犯罪ですからね!)、イギリスでは大人気シリーズになりました。

S2では、「もっと事業を拡大しよう!」とロンドンへ乗り込んでいき、ロンドンを仕切る数々のギャングたちとの攻防が主軸になります。
そこでカムデンのジューイッシュ・ギャングのボスとしてトム・ハーディが登場。
え?これ本当にトムハ?と目を疑うくらいにゴリゴリのコックニーアクセントを話す強面のオッサンになりきっていました(笑)
 すでにS3の製作も発表されており、例年通りであればまた今年の秋の放送になりますね。
S2の最後で「リアル・マネーを稼ぐ時だ」と宣言していたので、脱・犯罪を目指し本当のビジネスを始めようという展開になりそうです
そしてトミーと2人の女性との恋愛の行方も気になりますわ・・・まぁこのトミーがいつも沈着冷静で仕事が出来て実は家族思いという男であり、大変モテモテなわけですもので。)

日本では現在Amazon UKからDVDを取り寄せるしかないのかもしれませんが、イギリスでますます人気を得れば、日本での放送もあり得るのかな?と期待しています。
キリアンがインタビュー番組で、「この時代の貴族や特権階級を描いた作品は多くあるけれど、ワーキングクラスを描いた作品って珍しいよね。」と言っていたように、日本でも人気の「ダウントン・アビー」と同時代の社会でこのような裏表があるのだということを取り上げるのは、興味深いと思うんですけどねー。
ぜひ日本での放送を強く希望します!

22 Jan 2015

The Walworth Farce @Olympia Theatre, Dublin

先日はダブリンまでお芝居'The Walworth Farce'を観に行って来ました。
主演の3人は、アイルランドの大御所俳優ブレンダン・グリーソン氏とその息子たち、ドーナル&ブライアン。
(お気づきでしょうが私は今ドーナルを大プッシュ中なのです、な過去記事)
ブレンダンお父さんといえば、ハリウッド大作からアイルランドのインディ映画まで幅広く活躍し
シリアスもコメディも安定のお芝居を見せてくれる、見た目以上に安心感たっぷりの役者さん。
弟くんブライアンは、地元アイルランドの映画やドラマで活躍している模様。

そんな親子3人の初舞台共演(映画では何度かありますね)とあり、ダブリンでは早々に話題になっていたようです。
発売日に急いでチケットを予約し、2日目のプレビュー公演を最前列で楽しんできました。
作者はEnda Walsh。昨年キリアン・マーフィーを観に行ったBallyturkに続いて2回目です。
お話としては、ロンドンのElephant & CastleにあるWalworth Roadの小さなフラットに不思議なアイルランド人の親子3人がコークから移住して暮らしています。
息子2人は、外の世界から閉ざされた環境で、ひたすら家の中で芝居をするように父親から強制されているのです
彼らが演じているのは、親戚や自分たちの小さいころなど、そしてその家族の歴史をなぞった内容となっています。
いつも決まったものを近所のテスコに買いに行かされている長男(ブライアン)が、
ある日いつものチキンではなく間違えてサラミを買ってきてしまいます。
それに激怒して暴力的になる父。そこへテスコの店員さんがフラットを尋ねてきます。
ショッピングバッグの中身が違ってたので正しいものを届けに来ただけという彼女は、閉ざされた異様な空間に迷い込んでしまうのです。
唯一の外との繋がりに触れた兄弟はこの生活を脱したいと考え、恐ろしい計画を立てます。
そこに巻き込まれるテスコの店員が目にした恐ろしい結末と家族の悲しい最後・・・ というようなお話で、完全にブラックコメディです。
ダブリン出身の皆さんが演じるコークアクセントなのでまだ聞き取りやすい方だったのかもしれませんが、
私には結構難解で、2時間頭フル回転でした。
分かりやすい笑い(えっと、ドーナルが真っ白でつるつるの綺麗なお尻を丸出しにしたりだとか)から分かりにくい笑い(お母さんの死をネタにしているとか)まで、たっぷり濃い2時間。
兄弟は1人で何人もの役を演じる役(複雑・・・)なので、声のトーンやヅラを高速で替えるシーンなど、
兄弟の息がピッタリでバシっと気持ちよくはまっていましたね。女役を一手に担っていた(3人やってたぞ!)ドーナル、本当に器用で巧くてびっくり。
控えめな演技もいいけれど、彼の器用さや柔軟性が生きる映画にもっと出て欲しいなーと今後に期待しています。

お芝居って今まで年1回行くか行かないかぐらいだったので、こういう実験的なものを見ると「次も次も」と貪欲になってきます。
日本に帰ったら小劇場にハマっちゃうんじゃないだろうか・・・とまた新たな沼に落ちそうで今から怖い。
さて次の観劇はレイフ・ファインズ先生が主演の「Man And Superman」の予定です。
先日チケットの状況を見たら2~5月まで続く公演が全てSold Outで、期待の高さが伺えます。楽しみすぎるーー。

21 Jan 2015

Happy New Year & Trip to Glasgow for B&S

ブログの更新など頭からすっぽり抜けていたこの数ヶ月・・・特に忙しかった訳ではないのですが、
時間があれば映画を観にいったり音楽を聴いていたので、とプライオリティが下がっておりました。それだけ。
改めまして、あけましておめでとうございます。こんなブログでも見てくれている方がいるならば、皆様の2015年が充実しますように。

さて、この沈黙の数ヶ月何をしていたかというと、まずデーモンのRAH公演2日間に行ったでしょう・・・(これも記憶が鮮明なうちに記そうと思って出来てない)
あとはエディンバラ&グラスゴー、NY、ダブリンを訪れました。

そんな中で、もう惚れた!住みたい!という気持ちにさせられたのがグラスゴー。なんてったって伝説的なインディバンドを多数輩出したこの街。
Orange Juice, Primal Scream,Teenage Funclub, Belle and Sebastian, Franz Ferdinand, Travis・・・挙げればキリがありません。
今回は12月の寒い寒い時期ではありましたが、大好きなベルセバゆかりの地を巡りつつ、地元のバンドのライブを堪能してきました。

まずは新譜がようやく発売になったベルセバゆかりの地めぐりから泊まっていたゲストハウスから歩いて15分ほどに位置するケルヴィングローブ公園とグラスゴー大学。
ベルセバファンならこの公園の名前を聞いて「ふぁ!」となるはず。
寒かったのであまりゆっくり散歩する余裕がありませんでしたが、この写真の左に見えるKelvingrove Art Gallery and Museum(ケルヴィングローヴ美術館&博物館)を見学。
この記事でスチュワート先生が推薦しているところ!と、行った後から知った。

この公園から歩いてすぐの場所に、ベルセバがレコーディングを行っていることで有名なCaVaスタジオが位置しています。
教会の一部?すぐ真横?に位置しており、もしかしてスチュワート先生が住み込みで働いてたという教会かしら?と確固たる情報を得ないまま、きっとここだろうと推測。
そしてこの公園からさらに歩いて15分ほど、地下鉄Hillhead駅の近くに、ベルセバ初期メンバーが出会い、打ち合わせを重ねたとされるGlovsner Cafeがあります。
今は別のレストランになっていますが、向かいのGlovsner Cinemaというインディ映画館に併設のカフェとして営業しています。せっかくなので、ベルセバ結成に思いを馳せながらここでお茶してきました。
この辺りは中心部と違い落ち着いていて、個性的なカフェや古着屋、中古レコード屋もいくつかあるような場所でした。
時間があって、あんなに寒くなければもっと探検したかったなと少し後悔。

さてこの日の夜は、映画「God Help The Girl」にも登場して印象的だったべニュー、Barrowlandへ。
地元グラスゴーのバンドがざくざく出るフェスのようなイベントが開催されていました。
いわゆるスカバンド(いかにもグラスゴーっぽい!)、変態カオスな大所帯バンドなど、老若男女が盛り上がっておりました。
この日のトリだったバンド↓ とにかく今まで見たこと無い変なバンドだった・・・
この曲すごい合唱起きてたな・・・
泊まっていたゲストハウスの近く(Charing Cross駅周辺)にもいくつかこぞって若手バンドが出るようなべニューがあり、
音楽が次々に生まれているエネルギーを感じました。
今回はベルセバに絞って回りましたが、音楽好きとして行かなければならない場所がまだまだあるので、
きっとグラスゴーは帰国までにもう1度行って、もう少し長く滞在すると思います!