14 Dec 2017

RAF Museum

ダンケルク深耕活動ポスト第2弾は、Royal Air Force Museum(イギリス空軍博物館)の訪問編です。
こちらはNorthern LineのColindale駅を出てひたすら左に約10分歩けば着いてしまうアクセスの良さ。
ででーんと大きな建物が見えてきたら到着です。
他のイギリスのミュージアム同様に入場は無料、サッと立ち寄れる気軽さがありがたい。
さて、入ってすぐにロールスロイス製マーリンエンジンにお出迎えされながら、
一歩踏み入れるとそこにはおびただしい数の戦闘機が。
イギリスのみならず、フランスやオランダなどの戦闘機(fighters)や爆撃機(bombers)が集められています。

ずんずん進むと、実物のスピットファイアのコックピットを£10で体験できるコーナーがあります!
(ちなみにクレジットカードもOK)
2回目の訪問にしてようやく突撃。
Mk 16なので、ダンケルクやバトル・オブ・ブリテンで使われていたものよりも少し後のモデルになります。
(外見こそ違えど、素人目に見るとゲージやスロットルなどはそれほど映画に出てくるものと変わらないように思えます)

まず、スタッフのお兄さんが乗り方のコツを説明してくれます。それ程狭いのです。
「こことここを持って、まずはシートに立って。それから体を沈めて。」という具合に段階的に体を入れていきます。
なるほどこれは狭い。出撃してパニックを起こした若いパイロットが居たというのも納得。

こんな狭い空間でたった一人で自分の命を懸けるなど、相当な精神力が求められるんだと実感しました。
↓これはファリア先輩が高度を上げるときに握っていたスロットル。
さてさらに奥に行くと、バトル・オブ・ブリテン因縁のスピットファイア Mk.1とメッサーシュミットが並んでいます。
やっぱりダンケルクを見た後なのでスピットファイア!となりますが、
実際目の当たりにするとメッサーシュミットもカッコイイんですよね。性能も当時としては相当良かったようで。

そしてその横にはちょっとしたカフェがあります。
サンドイッチやマフィン、スコーン、パスタサラダなんかもあります。
(サラダは意外と安くておいしいので、オススメできます)
スピットファイアに見守られながらのお食事、いいんでないでしょうか。
飛行機のみならず、当時のRAF隊員の暮らしぶりや制服などの展示も充実しています。
じっくり読んでいると1日は必要かもしれませんね。

最後はやっぱり、ミュージアムに来たらショップでお買い物です。
2018年のテディベアがコリンズ仕様でこれは欲しくなりますよね…
冷静になり、結局こっちを買いました。バトル・オブ・ブリテンの3機がセットになったお得なパック。笑
これが意外とずっしり重くてしっかりとした作りになっていて、塗装も丁寧。
大きめのポストカードは部屋に貼るにもちょうどいい感じです。
来年は100周年のイベントがたくさん開催されるRAFミュージアム、また来年も行けたらいいなと画策しております。

13 Dec 2017

Stopover at Dover

ますますとりとめのないブログになってきましたが、今回は2017年の後半はこのことしか考えていないぞという映画「ダンケルク(Dunkirk)」関連ポスト第1弾として、Doverでのダ活(ダンケルク深耕活動の略)について書きます。
日本語での情報があまりないため、今後訪問を計画される方のために簡単な行き方も紹介しています。ぜひご参考に。。

長きにわたって仲の悪い国同士だったフランスから一番近く、イギリスの国防の要であったドーヴァーですが、
今となってはカモメの声が響く静かな港街。
ロンドン市内からは電車で約1時間半と、アクセスは良好です。
Dover Priory駅行きの電車は、Southeastern RailwayのサイトからAdvance料金で予め買っておくことをオススメします。
https://ticket.southeasternrailway.co.uk/

●London St Pancras駅 →(約1時間半、乗り換えなし)→  Dover Priory駅下車
※東ロンドンのStratford International駅でも便利です。私は今回ここから乗車。

さて駅についてまずはダイナモ作戦の展示がある、Dover Castleへ向かいます。
http://www.english-heritage.org.uk/visit/places/dover-castle/things-to-see-and-do/operation-dynamo/

Dover Castleへはバスがありますが、駅の目の前にはバス停がなくちょっと面倒なので、私はもうタクシーに乗ってしまいました。タクシーでは約7分程度で、5ポンド。フレンドリーな運転手さんと雑談しながら、地元の方の素朴な人柄に触れることができました。
入場料19ポンド(結構高い)を支払い、敷地内へ。イギリスの城はみんなそうですが、だだっ広くてひたすら目的地に向かって歩きます。
出ました、こちらがダイナモ作戦・ダンケルク撤退を体感して学ぼうという展示エリア。
実際に戦争の時に使われていた地下壕をそのまま展示室にしており、スタッフの方が約40分かけて案内をしてくれるガイドツアーが定期的に開催されています。
中の写真はNGだったので、上のサイトで見てみてください。
まず第2次世界大戦の勃発から、ダンケルク撤退までの大まかな流れを説明してくれます。
どんどん地下壕の中へ進んでいき、当時の海軍・空軍の指令室などが再現されているパートなどは見ごたえありです。

地下壕のあるところからすぐ下はもう港が広がっています。
超広角カメラで撮影したドーバー海峡。うっすらフランス側のカレーやダンケルクが見えています。

数十年前にこの海・空で戦争が起こっていたなど想像できないほど穏やかで静かな海です。

Dover Castleからの帰りは散歩がてらテクテク歩きました。30分弱くらいで街の中心まで戻ってこれます。
中心には短いハイストリートがあり、ファミリーでにぎわっていました。
時間がなく食事や休憩もままならない訪問でしたが、Doverでゆっくりのんびり過ごすのもいいと思います。
ちなみに、white cliffは近すぎて街からは見れません。笑
white cliffを見たければやはりBrightonから行くSeven Sistersや思い切ってドーセット、コンウォールの方まで行くのがいいのかもしれませんね。

第2弾はRAFミュージアムでSpitfireに乗った話を書こうと思います。では!

31 Aug 2017

廃墟探訪ログ:ニッチツ鉱山廃村 その2

その1からの続きです。

比較的新しい(とはいえ、築4、50年は経っているだろう)2階建ての独身寮は、
最後の住人が2006年まで住んでいたという情報もあり、生々しいほどの生活感が残されている。
今後誰も入居しないと分かっていて荷物を置いていったのだろうが、これはあんまりである。(画にならなかったのでほとんど写真は撮らず。)
あと20年ほど熟せば、より妖しい雰囲気を醸し出すだろう。

この独身寮の反対側に位置するファミリー世帯向け平屋社宅のわき道を奥へ奥へ進んでいくと、ひと際大きな建物が現れる。
中に入ると、公会堂か体育館か。ちょうどステージに光が差し込み、何とも言いがたい存在感がある。
年々積雪のために天井が朽ちていっているという情報もあるので、この姿が見られるのはもう間もないかもしれない。

さらにその奥へ進んでいくと…この廃村の目玉である診療所にたどり着いた。
割れた窓からのぞく薬のビンたちに、夕方の光が差す。
ここはかつて歯科治療を行っていた部屋のようだ。
さらに建物の中へ進むと、手術室が現れた。
写真を撮りに来た人がご丁寧に並べたのだろうが、こうきっちり並んでいると不気味である。
ここで日が暮れてしまったので、退散することに。
道を挟んで反対側にはもっと古い木造の社宅群があるが、
ネットの情報では、こちらは積雪による老朽化が顕著で、中に入るのは困難であるようだ。
再訪することがあれば覗いてみたい。

30 Aug 2017

廃墟探訪ログ:ニッチツ鉱山廃村 その1

訪問から1年経過しましたが…
2016年8月、友人4人でレンタカーを借りて行って参りました!
秩父の山奥、ニッチツ鉱山村。
歴史的背景や現在の工場の様子などは、他のブログで細かく紹介されているので割愛。

真っ暗で狭く、不気味に真っすぐ伸びるトンネルを抜ければ、そこは廃村。
(このトンネルを通るのは絶叫必至である。とにかく怖い。)
携帯の電波も通じない。(大手3社全滅。工場は稼働しているはずなのになぜ。怪奇怪奇。)
ここで「あーここで何かあっても自己責任か」という事実に直面させられる。

まずは住民にご挨拶。
夕方の光を狙って行ったので、日没までの1時間強でできる限り探索せねばと、カメラを手にガシガシ内部に潜入。
(全体的に薄暗いので、明るいf2.8ズーム推奨。14-24や24-70、私持ってないけれど。)
まずは、社宅に突撃。家族で居住できるくらいの間取りだ。
家電や布団、破れた障子などがそのままになっており、生活感が残っているのが切なさを醸し出している。
続いて、幼稚園として使われていた建物。掃除すればまだ使えそうなピアノだけが当時の面影を残している。
(こういう資財は売っ払ってお金にしようっていう発想はなかったのかな。余計なお世話だけど。)
そして食堂跡。開放感のあるホールに、広々したキッチン。
工場で働く人々がホッと息つくの憩いの場であったのだろう。
キッチン側からホールを見渡す。広いカウンターから、定食や麺類、ビールやおつまみが提供されていたことを想像しながら。
キッチンでは巨大な冷蔵庫が口を開けて横たわっている。
ホールには無数の文庫本が散乱している。装丁を見る限り昭和30~40年ごろのものかと思われるが、
ほこりをはたけばまだまだ読むことができそうだ。
独身寮を外側から。木造の建物は、まさに自然に還ろうとしているかのよう。
ハチの巣が至る所にあるので、うっかり巣に突っ込まないように注意深く歩く。

さて、この探訪のメインである体育館と診療所は第2弾へ!

20 Jul 2017

香港別視点的旅行記:益昌大廈と馬湾旧大街

ちょっと時間が出来たので、いろんな備忘録としてブログをこっそり再開。
昨年~今年にかけて行ってきた廃墟たちをそろそろまとめねばということで、気まぐれに更新していこうかなと思います。

今回は香港の有名なマンションと廃村をピックアップ。
まずは、どうしても写真に撮りたかった「益昌大廈」。
香港島を東西に走る「港島線」の「太古駅」より徒歩すぐの、行きやすい場所に位置します。
私はどうしても夜の写真を撮りたかったので、北角駅周辺で夕食を食べてから21時ごろに突撃。
マンションはコの字型にそびえ立っており、その真ん中でベスト撮影ポイントを探します。
今回広角ではなく50mmのレンズを持って行っていたので、
階段をうまく利用して低めにポジショニング。ミニ三脚を使って、8秒くらいの長秒で。
各家庭から漏れてくる光だけを使っているものの、
そこそこシャープに撮れたのではと自負しております。

さて、その翌日は廃村に突撃。
面白いスポットはないものかとネットで調べていてたまたま見つけた、隠れた穴場。
地下鉄荃灣線の「葵芳駅」を下車し、そこからバスまたはタクシーで移動。
バスは長蛇の列だったので、我々はタクシーを使いました。(片道1500円くらいなので、そんなに悪くない。)

目的地は、ファミリーが大挙して訪れるビーチリゾート「馬湾」の先にあります。
ファミリーの喧騒を横目に、ガシガシ歩くこと10分程、廃村の入り口がさりげなく現れます。
秩父のニッチツを訪問した経験から、人っ子一人いないような場所かと思いきや、
散歩や釣りに来ている人々も多く見られます。ちょっと安心。
さてどんどん中へ進んでいきましょう。
建物自体はフェンスで囲ってあり、中には入れないようになっています。
ここは静かな漁村だったようですが、10年ほど前に完全に人が居なくなり廃村となったようです。
たまにフェンスが破られている家もあるので、勇気を出してちょっと失敬。
家具や設備はほとんど残っていないので、期待するような生活感はほとんど感じられません。
それでもなお、香港の雑多な色気を少しばかり感じ取ることができます。
村は意外と大きいので、あまり奥に行かないように気をつけてください。
番犬なのか?大きな犬3匹と謎の虫に襲われそうになり肝を冷やしました…
廃墟探訪で一番怖いのが、警察よりも動物と蜂などの虫なんですよね。気を付けなければー。

気が向いたら香港B級グルメについても追い追い書こうかなと思います。